斬新なルールのバトルロイヤルゲーム
『A.Ⅰ.M.$(エイムズ)』は、最近流行りのバトルロイヤルゲームとしては、一風変わったシステムの作品です。
制限時間5分という限られた時間内で、より多くの現金を奪い取っていたプレイヤーが勝利というルールとなってます。
他プレイヤーとの現金の奪い合いやフィールドの各種オブジェクトの破壊であったり、敵キャラクターを倒すことで、現金を集めていく流れとなっています。
勝利条件が『数多くのプレイヤーを倒す』ことではなく、あくまで『多くの現金を持っている』ことになるため、いかに集めた現金を保持できるかがポイントとなります。
フィールドの現金総数と各プレイヤーが保持している現金の量を把握しつつ、勝てる確率があったら制限時間まで逃げ回るのも立派な戦術になります。
既存のバトルロイヤルゲームのルールに縛られない柔軟な戦略が必要になるでしょう。
一風変わったルールを活かした独特な戦略性があるシステム
本作の最大の特徴は、独特なゲームルールにもありますが、個性豊かなキャラクターと数多くのバレットと呼ばれるスキルカードの組み合わせによる戦略性があります。
キャラクターの特徴を抑えつつ、バレットを組み合わせることによってプレイヤーの戦略性が色濃く出るシステムです。
このシステムや操作感は、同じメーカーが製作している『#コンパス』と似た部分があり、『#コンパス』を遊んだことのあるプレイヤーとしては馴染みやすいかもしれません。
多種多様なキャラクターやバレットはガチャで入手が可能ですが、ミッションを進めることでチケットなどが結構手に入るため、遊んでいると自然と手持ちキャラクターが潤ってくる印象です。
長すぎず、短すぎずな最適なバトル時間
『A.Ⅰ.M.$』の遊びやすさの特徴として、1回のバトルタイムが5分と固定されているところにあります。
一般的なバトルロイヤルゲームは、100人という膨大な人数の中で広大なフィールドを駆け回り、最後の一人になるまで戦うルールが定型となっています。
1回戦が終わるのに最大で30〜40分かかることもあり、ゲーム初心者としては遊び始めにくいシステムとなっています。
『A.Ⅰ.M.$』は対戦人数を51人と半分に抑えてバトルタイムを5分と固定させることで、遊びやすさがグッと増している印象を受けました。
サクッと遊びたい時に遊べるのは、スマホゲームの最大の武器という感じもあり、操作システムも縦持ち前提の片手で遊べるシンプルさを兼ね備えており、遊ぶ場所も選ばないゲームとなっています。
作り込まれたキャラクターたちと、魅力的なバレットの数々
本作のキャラクターは、コミック調のテイストで描かれていて独特な雰囲気を醸し出しており、世界観に見事にマッチしています。
やっていることが現金強奪などと明らかにダークサイドな印象なのですが、このデザインによってうまく緩和されているイメージです。
また、特殊な能力を持つバレットのカードの絵柄もしっかりと作り込まれており、カードコレクトの楽しみもあるかもしれません。
A.Ⅰ.M.$のまとめ
細かいところまで作り込まれた世界観と最適化されたゲーム性で遊びやすさは抜群の作品です。
1回戦も短時間で終わるため、いつでもどこでも遊べることができて1位にならずとも上位に入ることができれば、そこそこの報酬がもらえます。
少し遊んでみると、その遊びやすさはクセになる感覚がありました。
一般的なバトルロイヤルゲームが苦手な方にも、是非お勧めしたい作品です。
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